サラリーマンNEO
2006/08/10(Thu)
私の夫になる人は、サラリーマンである。
しかも日本を代表すると呼んでもいい某大企業で、6年目の会社人生活を送っている。

一方私は、形式的には会社に属しているが、映像制作という業界そのものがちょっと特殊で、いわばフリーランスに近い生活を送っている。

ダーリンとの結婚を決めてからということではないのだが…
最近「サラリーマンNEO」という番組を、気合いを入れて観るようになった。
バラエティ番組なので、本来気を抜いて楽しむべきものなのだが。

これはここ数年、視聴者に愛されずヤバイとやっとこさ危機感を抱き、民放の見様見真似を始めたNHKが、企画にも制作にもみんなで知恵を出し合って頑張っている、なかなか完成度のよい番組である。
今年の春からレギュラー放送を重ね、近頃は何となくネタに繰り返しが目立ってきてしまっていることは否めぬが。
ままま、それは他も多少の差はあれ同様なので。
ワタシ的には楽しみにしている数少ないテレビ番組の一つ。

と、自身が底辺の隅に身を置いている、映像業界なるものの分析をしたいわけではマッタクなく…
サラリーマンというものについて、ちょこっと話したいだけだ。

最近、サラリーマンという人たちが愛しくてならない。
家族のために働き、日本のために働く。
お国のために働くなんて方は、この現代、極めて少数派かもしれませぬが。
でも時としてはあるよねえ…
アメリカより中国よりって、時々の愛国心。
あってほしい。

決められた時間に出勤し、夜遅くまでほぼ毎日残業をする。
上司がいて、部下がいて、自分以外のことにばかり気を掛けなきゃいけない。
上からの命令は絶対なのに、下は導いてやらにゃならない。
同期は友人である一方、ライバルでもあるし。
ひと仕事終えて飲んでも、翌朝からは次の仕事。
ネクタイで自分を締め上げて。
革靴に身体を押し込んで。
…なんて。
漫画辺りのイメージで恐縮ですが。
みんなそんなステレオタイプじゃないし、色々な面白い方がいらっしゃいますが。
でもグウタラのワタシなどからすると、やっぱりこんな感じなのだよな〜
尊敬すべき人たち。
もう間違いなく。

そうしてみんな、家族のために一生懸命。
って、そういうのも今となっては少数派なのかしら。
ままま、自分ためであって構いませぬが。
自身の成長は周囲によい影響を与えるわけですから。

うちのダーリンは仕事熱心で、ワタシにも熱心である。
今のところ、一応。
会社で嫌なこともあるだろう、面倒なことも馬鹿馬鹿しいことも、苛々することも、あるだろう。
それでもサラリーマンであり続ける彼を、ワタシはとても愛しているし、誇りに思う。
ワタシのためにって、極端な無茶などはすべきじゃないし、してほしくはないですが。
長生きして、ワタシを看取ってくれねば困るよ、うん。

「荒野の七人」っていう映画で。
チャールズ・ブロンソン演じるオライリーというガンマンが出てくるのですが。
農村の子供が彼の生き様に憧れ、単調な農民の父親よりカッコいいと言うのですね。
それに対してオライリーは、地に足を付け、雨の日も風の日も家族のために畑を耕す親父たちの方が何倍もすごい、俺にはそんな度胸ないと、叱り飛ばすのですね。
まあ、「七人の侍」のリメイクなので、最後に勝つのは農民と、そこへ繋がるわけですが。

小学生くらいの時にテレビで荒野を観て、私も正に子供たちの視線で、ユル・ブリンナーやスティーヴ・マックイーンをカッコいいな〜と思っていたので。
一番はロバート・ヴォーンでしたが♪
オライリーの台詞には、ちょっとドキリとさせられたものでした。

ってなわけで。
NEOを観て、こんなことが本当にあるとか、全然リサーチが足りないとか笑って話すダーリンの横で幸せを感じながら。
お笑いでもいいから、タイトルのサラリーマンというダーリンの世界を、少しでも知りたい共有したいと、妙な気合いを入れてしまうワタシなのでありました。

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